キャビテーションって痛い?筋肉痛になる?【10回やった効果を解説】

最近、美容業界で注目のキャビテーション。脂肪を効率的に減少させる効果があると言われていますが、実際には痛みや筋肉痛が伴うのか気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、キャビテーションの施術についての詳細と、10回受けた場合の効果を解説します。

キャビテーションとは?その仕組みと特徴

キャビテーションは超音波を用いた施術方法で、脂肪細胞を振動させることで細胞膜を破壊し、脂肪を液化させて体外に排出します。この方法は「切らない脂肪吸引」とも称され、ダウンタイムがほとんどないのが特徴です。

施術中は強いマッサージや揉みほぐしがないため、一般的には痛みを感じることは少ないです。ただし、施術後に行うハンドマッサージでは、リンパの流れを促すために力を入れることがあり、これが痛みの原因になることがあります。

キャビテーションの痛みについて

キャビテーション自体は痛みを伴いませんが、一方で施術後のハンドマッサージでは不快感や痛みを感じることがあります。しっかりとした手技で脂肪をリンパに流すため、特に普段から運動不足で筋肉が硬くなっている方は痛みを感じることが多いです。

また、一部の方は施術後に筋肉痛を感じることもあります。この場合、超音波の施術によってリンパの流れが改善されることで、老廃物が一気に流れ込んできて、筋肉が反応している可能性があります。

キャビテーションの副作用とは?

キャビテーションをやりすぎることで起こりうる副作用もあります。特に注意が必要なのが次のポイントです。

副作用 説明
胃腸・肝臓への負担 脂肪が急激に分解されることで、内臓に負担がかかることがあります。
カロリー吸収率が上がる 体が必要以上にカロリーを吸収してしまう可能性があります。
血中の中性脂肪値の上昇 脂肪分解が急激に進むと、血中の中性脂肪値が一時的に上昇することがあります。
だるさ・眠さ 施術後は体が疲労し、だるさや眠気を感じることがあるかもしれません。
不快な音による耳鳴り 施術中の音が気になる方は、耳鳴りを感じることもあります。

キャビテーションは非常に強力な施術ですが、あまりに過剰に受けるとこれらの不快な副作用が発生する可能性があります。

キャビテーションの効果の実感までの時間と頻度

効果を実感するまでにはどれくらいの期間がかかるのでしょうか。一般的には、1週間に1~2回のペースで受けることが推奨されています。これにより、壊れた脂肪が血中にじわじわと溶け出し、体外へ排出されるプロセスが行われます。

施術を受けた直後はむくみが解消され、すっきりとした状態が1週間程度持続します。また、施術後も体内では脂肪細胞の分解が続いているため、効果は施術後数日~1週間にわたって現れることがあります。

キャビテーションを受けられない人

キャビテーションは効果的な施術ですが、以下の条件に該当する方は受けるのを控えたほうが良いでしょう。

  • 急性疾患のある方
  • 心臓病の方
  • ペースメーカーを使用している方
  • 妊娠中の方
  • 子宮筋腫のある方
  • 難聴の方

これらの症状がある方は、施術を受ける前に必ず医師に相談しましょう。

キャビテーションの施術を受けての体験談

実際に10回のキャビテーションを受けた方の体験談を紹介します。

体験談1: 効果の実感と体重減少
「最初の数回は特に変化を感じませんでしたが、5回目を過ぎたあたりからお腹周りがスッキリし、体重も減ってきました。痛みはほとんど感じなかったですが、最後のハンドマッサージでは少し痛みを感じました。」

体験談2: 麻痺感とだるさ
「10回目の施術後は、体が疲れやすくなっていると感じました。最初は気にならなかった耳鳴りも施術後には少し気になるように。けれど、それでもスリムな体型にするためには続けたいですね。」

まとめ

キャビテーションは痛みの少ない施術方法でありながら、高い効果を期待できる存在です。しかし、施術後のハンドマッサージによる痛みや、不適切な受け方による副作用には注意が必要です。

適切な頻度で受けることで、メリハリのあるボディラインが手に入るかもしれません。興味がある方は、自分の体調や状態を考慮しつつ、専門機関での相談をおすすめします。