新規のお客さまの大半が予約サイト経由。毎月の掲載料と手数料が重く、クーポンの値引きで利益も薄い。それでも、掲載をやめると予約が止まりそうで怖い。美容室・エステ・整体・飲食店など、多くの店舗が抱える悩みです。
予約サイトは、新しいお客さまの入口としてとても便利な仕組みです。問題は、入口がそこ1つしかないことにあります。この記事では、予約サイトに頼りきりの状態から、少しずつ自社の集客を育てていく方法を解説します。
予約サイトに頼りきりになる3つのリスク
- 費用が上がり続ける:上位に表示されるためのプラン変更や、クーポンの値引きが積み重なる。
- 価格で比べられる:近くの競合と並べて表示され、安いお店に流れやすい。
- お客さまとの関係が残りにくい:予約のたびにサイトを経由するため、お店とお客さまが直接つながりにくい。
いきなり掲載をやめない
予約サイトをやめる前に、まずは自社の入口を育て、予約サイトの割合を少しずつ下げることを目指しましょう。目安として、新規の入口の半分以上を自社の経路でまかなえるようになってから、プランの見直しを考えるのが安全です。
自社集客の入口を育てる4つの方法
1. Googleマップを整える
「〇〇駅 美容室」「近くの整体」と探す人の多くは、予約サイトより先にGoogleマップを見ています。Googleビジネスプロフィールを整え、予約ボタンから自社の予約ページやLINEにつながるようにしましょう。費用は無料です。手順はMEO対策を自分でやる方法をご覧ください。
2. ホームページに「予約サイトにない情報」を載せる
施術者の考え方、得意な症状やスタイル、よくある質問、事例など、予約サイトの枠には収まりきらない情報を、自社のホームページに書きましょう。比べている人が「ここがいい」と決める材料になります。
3. AI検索に見つけてもらう
最近は、ChatGPTなどに「〇〇駅の近くで、△△が得意なお店は?」と聞いてお店を探す人が増えています。AIは、ホームページやGoogleマップに書かれた文字情報を読んで、条件に合うお店を紹介します。予約サイトの順位とは関係なく、情報が具体的なお店が選ばれる新しい入口です。考え方は店舗のAI検索対策で解説しています。
4. 2回目以降は自社予約へ
予約サイトから来てくださったお客さまに、2回目以降はLINEや自社の予約ページから予約していただくようお願いします。「LINEからのご予約で〇〇をプレゼント」のような小さな特典があると移行が進みます。2回目以降の手数料がかからなくなるだけで、利益は大きく変わります。
見直しの進め方
- 今の数字を把握する:新規のお客さまが、どの経路から何人来ているかを3か月分集計します。
- 自社の入口を3か月育てる:Googleマップ、ホームページ、LINEを整えます。
- 経路の割合を比べる:自社経路の新規が増えてきたら、予約サイトのプランを1段階下げてみます。
- 影響を確かめる:1〜2か月様子を見て、新規の総数が保てていれば、次の見直しを考えます。
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予約サイト以外の入口を、ホームページとAI検索で育てませんか。
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よくある質問
Q. 予約サイトはやめたほうがいいのですか?
必ずしもやめる必要はありません。開業直後や、まだ自社の入口が育っていない時期には、予約サイトは強い味方です。大切なのは、入口を1つに頼らず、複数の経路を持っておくことです。
Q. 自社予約に切り替えるとき、お客さまの手間は増えませんか?
LINEからの予約や、Googleマップの予約ボタンからの予約は、多くのお客さまにとって予約サイトと同じくらい手軽です。予約システムの選び方は店舗の予約システムの選び方で解説しています。
まとめ
予約サイトに頼りきりの状態から抜け出すには、いきなりやめるのではなく、Googleマップ・ホームページ・AI検索・LINEという自社の入口を育て、予約サイトの割合を少しずつ下げていくことが現実的です。2回目以降を自社予約に切り替えるだけでも、手数料の負担は大きく減らせます。

